10日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は値下がりしましたが、一時、初めて2万9000ドルを超え、取り引き時間中の最高値を更新して今週の取り引きを終えています。
10日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は値下がりし、終値は前の日に比べて133ドル13セント安い2万8823ドル77セントでした。
この日は取り引き開始直後は値上がりで推移し、ダウ平均株価は一時、2万9009ドル7セントと初めて2万9000ドルを超え、取り引き時間中の最高値を更新しました。
中東地域の緊張から、今週のニューヨーク株式市場は値下がりと値上がりを繰り返しましたが、この間、IT関連株は好調で、アップルが最高値をつけるなど株価全体を引っ張りました。
市場関係者は「イランでの旅客機墜落が新たな火だねとなりかねず、依然、中東地域への懸念はあるが、来週から本格化する企業の決算発表への期待もあって投資意欲は強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB