コンビニ大手、ローソンを子会社化した大手商社の三菱商事は16日に記者会見を開き、今後、提携する地方のスーパーなどとローソンが連携して、商品開発や物流の効率化などを進めていく方針を明らかにしました。
三菱商事は、去年12月から今月にかけてローソンの株式についてTOB=株式の公開買い付けを行い、子会社化しました。
これを受けて16日、三菱商事の京谷裕常務とローソンの竹増貞信社長が記者会見し、三菱商事が提携している地方スーパーなどとローソンが連携して、地域の特産品を使った独自の商品開発や、原材料の調達や物流を共同で行うなどして効率化を進める考えを明らかにしました。
また、国内で人手不足が深刻化する中で、ローソンの店舗運営の自動化に向けたシステム開発を三菱商事が支援するほか、海外への出店も加速させていくということです。
ローソンの竹増社長は「今後、店舗網を拡大するとともに、三菱商事と連携して新たな商品やサービスを生み出していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB