ドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンは、2019年の世界での販売台数が1097万台となり過去最高を更新しました。近く発表される日産、ルノー、三菱自動車の連合やトヨタを上回って4年連続で世界一となるかが焦点です。
フォルクスワーゲンは14日、2019年の世界全体での販売台数が1097万台となったと発表しました。
これは前年を1.3%上回っていて過去最高を更新したことになります。
販売の4割を占めるヨーロッパ市場が前年より3.9%増えたことに加え、もう1つの柱である中国市場で米中貿易摩擦の影響で低迷していた販売が、年の後半にかけて盛り返し最終的に0.6%の増加となったためです。
また、販売に力を入れる電気自動車は世界全体で14万台と前年の1.8倍に増えました。
世界の自動車メーカーでフォルクスワーゲンは2018年まで3年連続で販売台数が世界一となっています。
2018年2位だった日産、ルノー、三菱自動車の連合や3位だったトヨタも近く、去年の販売台数を発表する予定で、フォルクスワーゲンが4年連続の世界一となるかが焦点になります。
-- NHK NEWS WEB