15日のニューヨーク株式市場は、米中両政府が貿易交渉の第1段階の合意文書に署名したことから、ダウ平均株価が最高値を更新しました。
15日のニューヨーク株式市場はダウ平均株価の終値が前日に比べて、90ドル55セント高い、2万9030ドル22セントと最高値を更新しました。
米中両政府が第1段階の合意文書に正式に署名したことで、世界経済の懸念となってきた貿易摩擦が緩和に向かうという期待から買い注文が広がったためで、ダウ平均株価は一時、2万9100ドル台も突破しました。
市場関係者は「関税の上乗せ措置がすべてなくなるわけではないが貿易摩擦は一時休戦で、エスカレートすることはないと受け止められた。トランプ大統領は11月の大統領選挙までは経済を重視する姿勢を続けるという見方が多い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB