フランスでは、マクロン政権の年金制度の改革に反対するストライキの影響でパリのオペラ座の公演のキャンセルが相次いでいて、18日は、ストライキに参加するオーケストラのメンバーや歌手たちが建物の外で演奏や歌を披露し、改革への反対を訴えました。
フランスでは、マクロン政権が財政再建を理由に進める年金制度の改革に対し国鉄職員や教職員などが反発し、先月からストライキが続いています。
こうした中、パリの中心部にあるオペラ座では出演者などによるストライキのため公演のキャンセルが相次いでいます。
18日は、ストライキに参加するオーケストラのメンバーや歌手たちが、建物の外で地元の人や観光客などに演奏や歌を披露し、改革への反対を訴えました。
オペラ座では、公演のキャンセルによる影響が広がっていて、フランスのAFP通信は、これまでに67の公演が中止になり、損失額は1400万ユーロ(日本円でおよそ17億円)に上ると伝えています。
-- NHK NEWS WEB