リクルートの子会社が運営する保険代理店の「ゼクシィ保険ショップ」はスタッフ全員がファイナンシャルプランナーの資格を持っていると宣伝して資産運用などの相談業務にあたっていましたが、実際は最大で2割のスタッフが資格を持っていなかったことがわかりました。会社は謝罪し、再発防止に努めるとしています。
「ゼクシィ保険ショップ」はリクルートの子会社の「リクルートゼクシィなび」が運営する保険代理店で、全国に37の店舗を展開しています。
会社によりますと、おととし2月から今月にかけて、自社のサイトや結婚情報誌「ゼクシィ」などで「スタッフは全員ファイナンシャルプランナーの資格を持つお金のプロ」などと宣伝し、これを顧客にアピールしながら保険や資産運用などの相談業務にあたっていたということです。
しかし実際は最大で2割のスタッフが資格を持っていなかったということです。
会社はホームページを修正し、「お客様にお伝えしていた情報と異なる状況で営業活動を行った事実を非常に重く受け止め、深くおわび申し上げます。信頼回復に向け再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
会社によりますと、スタッフは全員保険募集の業務に必要な資格をもっているためこれまでに販売した保険契約の有効性に影響はないとしています。
-- NHK NEWS WEB