自宅に現金があるか確かめる「アポ電」がかかっていた東京都内の住宅に侵入し、現金を奪おうとしたとして男３人が逮捕されました。３人はいわゆる「闇サイト」を通じて集められ、強盗に入るよう指示を受けていたということです。
逮捕されたのは愛知県日進市の会社員、仲野晋太郎容疑者（27）ら３人です。
警視庁によりますと、３人は去年11月、東京 東久留米市の住宅に侵入し、この家に住む67歳の男性から現金を奪おうとしたとして強盗未遂などの疑いが持たれています。
３人は何も奪わずに現場から逃走したということですが、この住宅には事前に現金があるか確かめる「アポ電」がかかっていました。
３人は初対面で、インターネット上の「闇サイト」の呼びかけに報酬目当てで応じて集められ、ＪＲ品川駅で落ち合ったうえで現場の住宅に強盗に入るようネットを通じて別の人物から指示されていたということです。
調べに対して仲野容疑者は「借金返済のためだった」と容疑を認めているということです。
警視庁は「アポ電」をかけたグループが強盗の実行役を「闇サイト」で募って犯行に及んだ疑いもあるとみて捜査しています。
-- NHK NEWS WEB
