フリマアプリ大手のメルカリはスマートフォン決済を手がける子会社を通じて、同じスマホ決済のOrigamiを買収すると明らかにしました。スマホ決済は相次ぐ事業者の参入で乱立状態になっていますが、生き残りに向けた再編の動きになります。
発表によりますと、メルカリの子会社でスマホ決済サービスを手がけるメルペイは同じスマホ決済サービスのOrigamiの株式すべてを取得し買収するということです。株式の取得は来月25日を予定していますが、買収金額は公表されていません。
スマホ決済サービスを4年前に始めたOrigamiはこの分野の草分け的な存在で、現在は全国の19万か所で利用することができます。
一方、メルペイはフリマアプリの売り上げをそのままコンビニなどでの支払いに使えるのが特徴で、170万か所で利用できるとしています。
両社のスマホ決済のサービスは買収後、一定の周知期間を経てメルペイに統合するということです。
スマホ決済は相次ぐ事業者の参入で乱立状態になっていますが、生き残りに向けた再編の動きになります。
また、メルカリは23日、信用金庫の全国組織にあたる信金中央金庫と業務提携を結び、今後、地域の中小の小売店などに共同でサービスの導入を働きかけることも決めました。
-- NHK NEWS WEB