オフィス用品の通販大手「アスクル」の、埼玉県三芳町にある物流倉庫で起きた火災は、発生から丸1日以上がたち、煙の勢いは弱まりましたが、倉庫の壁が崩落するおそれがあることなどから消火活動が思うように進まず、現在も鎮火のめどは立っていないということです。
16日午前9時ごろ、埼玉県三芳町上富にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の物流倉庫で起きた火災は、発生から丸1日以上がたちました。
消火活動は夜を徹して続けられ、17日朝には煙の勢いは弱まりましたが、これまでに倉庫の2階と3階部分の1万5000平方メートルが焼け、現在も鎮火のめどは立っていないということです。
消防によりますと、火災の熱で倉庫の壁がゆがみ崩落のおそれがあることや、商品を保管する棚が大量にあったことから、消火活動が思うように進んでいないということです。
この火災では46歳と36歳の2人の男性従業員が煙を吸い込み、けがをしたということです。
アスクルによりますと、この倉庫にはおよそ7万種類のコピー用紙や文房具などのオフィス用品が保管され、東京など首都圏向けに発送しているということです。
消防は、消火活動を続けるとともに、出火原因を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB