24日のニューヨーク株式市場は、新型のコロナウイルスの感染が広がって、世界的に経済活動が鈍化するのではないかという懸念が強まり、ダウ平均株価は、去年８月初め以来となる４日連続の値下がりを記録しました。
24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて170ドル36セント安い２万8989ドル73セントでした。
ダウ平均株価は去年８月２日以来の４日連続の値下がりを記録し、２万9000ドルも割り込みました。
この日は、朝方発表された企業の決算が好調だったとして値上がりで始まりましたが、新型のコロナウィルスの国内２人目の感染者が中西部イリノイ州で確認されたと伝わると、売り注文が広がって値下がりに転じ、値下がり幅は、一時、300ドルを超えました。
市場関係者は「世界各地で感染が確認され始めており、今後、人やモノの移動が制限され、世界的に経済活動が鈍るのではないかという懸念が強まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB
