25日夜、成田空港に到着したキャセイパシフィック航空の旅客機が、誤って管制官の指示とは異なる誘導路に入るトラブルがありました。
成田空港会社や国土交通省成田空港事務所によりますと、25日夜8時すぎに香港から成田空港に到着したキャセイパシフィック航空の旅客機が、着陸したB滑走路から第2ターミナルの駐機場に向かう際、誤って管制官の指示とは異なる誘導路に入りました。
このため、離陸しようと滑走路に向かっていた別の旅客機と誘導路上で向き合う形になったため、キャセイパシフィック航空の旅客機が方向を転換して他の誘導路から駐機場に入りました。
このトラブルで、安全を確保するため滑走路がおよそ30分、閉鎖されました。
後続の便は、成田空港にもう1本ある別の滑走路を使ったため運航に大きな影響はなかったということです。
-- NHK NEWS WEB