北海道北広島市で3年後に開業が予定されているプロ野球・日本ハムの新球場の命名権を東京の不動産業者が取得し、新球場の名称が「ES CON FIELD HOKKAIDO(エス コン フィールド ホッカイドウ)」に決まったことが分かりました。
北広島市で2023年3月に開業予定の日本ハムの新球場をめぐっては球団が命名権を販売することを決め、これまでスポンサー企業を募集していました。
関係者によりますと、東京の不動産業者の「日本エスコン」が10年以上の契約期間で命名権を取得することになり、球場名は「ES CON FIELDHOKKAIDO」に決まったということです。
契約の金額は明らかになっていませんが、関係者によりますと総額で数十億円にのぼる見通しだということです。
東京に本社がある「日本エスコン」は、平成7年に設立された不動産業者で、首都圏や関西を中心に分譲マンションや戸建て住宅を建設、販売しています。
平成28年には福岡県春日市で、49ヘクタールの広大な敷地に住宅エリアと商業エリアを兼ね備えたまちづくりも行っています。
関係者によりますと、日本ハムが契約に至った経緯には、実績のある「日本エスコン」とともに新球場を核とした新たなまちづくりに取り組みたいというねらいがあるということです。
-- NHK NEWS WEB