カーシェアリングなど車を所有せず使いたいときに利用するサービスが広がる中、ホンダは毎月、一定の金額を支払うことで好きな中古車に乗ることができる「サブスクリプション」のサービスを始めました。こうした動きは他の自動車メーカーにも広がっていて、若い世代を中心にクルマ離れが指摘される中、新たな顧客の確保につながるか注目されています。
ホンダが新たに始めたのは利用者が毎月、一定の金額を支払うことで好きな車を利用できるサブスクリプションのサービスです。
対象となるのは中古車で、埼玉県和光市の直営店で扱う5つの車種から利用できます。
利用は月単位で料金は1か月3万円程度からとなっていて、中古車を気に入れば、そのまま購入もできるということです。
会社では今後の利用状況を見ながら取り扱う拠点を増やす方針で、ホンダ営業企画部の高見聡部長は「車を所有しない使い方などユーザーのニーズは多様化している。まずは多くの人に使ってもらうことを目標にしたい」と話しています。
自動車メーカーでは、トヨタ自動車も毎月、一定の額を支払うことで好きな車に乗れるサービスを始めていて、若い世代を中心にクルマ離れが指摘される中、新たな顧客の確保に向けた取り組みが広がっています。
-- NHK NEWS WEB