新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、欧米の航空会社で中国便の運航を見合わせる動きが相次いでいます。
このうちイギリスのブリティッシュ・エアウェイズは、イギリスと中国の北京、上海を結ぶ便の運航を今月31日まで見合わせると発表しました。
またドイツのルフトハンザ航空とオーストリア航空、それにスイス・インターナショナル・エアラインズも29日、それぞれ中国本土を発着する便に関して、来月9日まで運航を見合わせると発表しました。
ただいずれの航空会社も、香港を結ぶ便はこれまで通り運航するとしています。
またアメリカン航空はアメリカと中国本土などを結ぶ便の需要が大幅に落ち込んでいるとして、来月9日から3月27日まで、ロサンゼルスと中国の北京、上海を結ぶ便の運航を見合わせることを決めました。
さらにユナイテッド航空はアメリカと中国の北京、香港、そして上海を結ぶ便の運航を来月1日から8日まで見合わせ、その後の運航再開については状況を見て判断するとしています。
-- NHK NEWS WEB