地元特産の食材を生かしたどんぶりの日本一を決めるコンテストで、島根県沖で捕れたのどぐろを使った「のどぐろ丼」がグランプリを獲得し、島根県庁で報告会が行われました。
今月、東京で行われた「全国ご当地どんぶり選手権」で島根県沖で捕れたのどぐろを使って島根県出雲市の飲食店が作った「のどぐろ丼」が2年連続でグランプリを獲得しました。
29日は店の担当者らが県庁を訪れ、丸山知事に受賞を報告し、「のどぐろ丼」をふるまいました。
「のどぐろ丼」は、のどぐろの切り身がふんだんに乗っていて、素材の味を生かせるよう地元の醸造元と一緒に開発した薄口のだしじょうゆが使われています。
試食した丸山知事は「のどぐろとしょうゆがぴったりとあっていておいしいです。誘客につながるように今後もお力添えいただきたい」と話していました。
今回のコンテストには、全国各地の14のどんぶりが出品され、「のどぐろ丼」は10日間の期間中におよそ3万食が売れる人気ぶりだったということです。
のどぐろ丼を開発した有限会社「日本海」の加田義憲社長は「のどぐろと言えば島根だと全国の方に思っていただけるよう今後も商品開発などに取り組んでいきたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB