3日の東京株式市場は取り引き開始直後から売り注文が膨らみ、日経平均株価は一時、400円以上値下がりしました。新型のコロナウイルスの感染拡大が世界経済に打撃を与えるという警戒感が広がっています。
3日の東京株式市場は、新型のコロナウイルスによる中国国内での死者が300人を超えるなど感染の拡大が続く中、取り引き開始直後から全面安の展開となり、日経平均株価は一時、先週末の終値に比べて400円以上値下がりしました。
投資家の間では新型のコロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからなければ、企業の生産や人の移動が制限され、世界経済に大きな打撃を与えるのではないかといった警戒感が広がっています。
市場関係者は「日本時間の午前10時半に春節に合わせて休みとなっていた中国・上海の株式市場が取り引きを再開する予定で、投資家はその値動きを注視している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB