中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、湖北省武漢に滞在していた台湾のビジネスマンなどおよそ250人が3日夜遅く、中国側の航空会社が運航する臨時便で台湾に戻りました。
台湾当局や地元メディアによりますと、台北郊外の国際空港に到着したのは、湖北省武漢に滞在していた台湾のビジネスマンやその家族などあわせて247人です。
台湾当局はこれまで中国側に対してチャーター機の派遣を申し入れてきましたが、中台関係が冷え込む中で協議が進まず、最終的には中国側の航空会社が運航する臨時便で台湾に戻ることになりました。
台湾に戻った人たちは発熱やせきなどの症状がない場合も、当局が用意した施設に2週間隔離されることになっています。
地元メディアによりますと、現地にはまだ200人程度の台湾のビジネスマンやその家族などが残っているということです。
-- NHK NEWS WEB