４日のニューヨーク株式市場は、中国政府が、新型コロナウイルスによる経済への影響に歯止めをかけるため、景気対策を準備をしていると伝わったことから、ダウ平均株価が大きく値上がりしました。
４日のニューヨーク株式市場は、中国政府が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている企業への補助金の拡大や税負担の軽減など、景気対策を打ち出す準備をしていると、一部メディアが報じたことから、幅広い銘柄に買い注文が広がり、ダウ平均株価は、一時、500ドル以上、値上がりしました。
結局、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて407ドル82セント高い、２万8807ドル63セントでした。
また、ＩＴ関連株の多いナスダック指数は、最高値を更新しました。
株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に悪影響を与えるという懸念から、このところ値下がり傾向が続いていましたが市場関係者は、「中国による大規模な金融支援に続いて、景気対策の情報も伝わり、投資家の間でいったん警戒感が後退している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB
