ミャンマーで、9日、日本との交流を深めようという催しが開かれ、歌手の平原綾香さんが、自ら作曲しミャンマーでヒット中のデュエット曲を熱唱し、会場を盛り上げました。
この催しは、現地に進出している日系企業やNHKなどでつくる実行委員会が両国の交流を深めようと最大都市のヤンゴンで毎年開いているものです。
ことしは新型コロナウイルスへの警戒感もあって、来場者はおよそ1万3000人と、去年よりも30%余り減ったということですが、それでも日本の風景をバックに写真を撮れるコーナーなどが、大勢の人でにぎわっていました。
夜には、日本とミャンマーのアーティストによる野外コンサートが開かれ、日本からは、歌手の平原綾香さんが、自ら作曲したミャンマーのテレビドラマの主題歌「MOSHIMO」をミャンマー出身の森崎ウィンさんとデュエットしました。
先月発表されたこの曲は、ミャンマーの音楽配信サイトのチャートで1位になるなど若者を中心にヒットしており、2人の熱唱に合わせて大勢の若者が一緒に歌ったり口ずさんだりして盛り上がっていました。
ステージのあと平原さんは、「あんなに大合唱してくれるとは思ってなくて、ちょっとびっくりしました。本当にたくさんの人がメッセージを受け取ってくれて、今まで頑張ってきて本当によかったと思いました」と話していました。
-- NHK NEWS WEB