中国での新型コロナウイルスの感染拡大で、茂木外務大臣は10日夕方、記者団に対し、中国の湖北省に滞在する日本人らの帰国を支援するため、チャーター機の第5便を早ければこの週末にも派遣する方向で最終調整していることを明らかにしました。
政府は中国の湖北省に滞在する日本人の帰国を支援するため、これまでにチャーター機を4便、派遣し、中国籍の配偶者らを含む763人が帰国しました。
茂木外務大臣は10日夕方、記者団に対し、「第5便の運航は早くてもこの週末以降になると考えている」と述べ、チャーター機の第5便を早ければこの週末にも派遣する方向で最終調整していることを明らかにしました。
そのうえで、茂木大臣は「日本政府としては、この第5便をもって、チャーター機による帰国オペレーションにとりあえずの一区切りをつけたい。湖北省に在留する邦人や企業は第5便での帰国について、改めて早急に検討してほしい」と述べました。
また、搭乗する人数の見通しについて「これまでの第1便から4便と比べると少ない数になるのではないか」と述べました。
-- NHK NEWS WEB