17日朝、東京 千代田区の都営新宿線神保町駅で、元警察官が痴漢を疑われて逃走し、取り押さえようとした男性を階段から転倒させ意識不明の重体となる大けがをさせたとして逮捕されました。
逮捕されたのは千葉市若葉区の会社員で警視庁の元警察官、品田真男容疑者(52)です。
警視庁によりますと、17日午前7時ごろ、千代田区の都営新宿線神保町駅の構内で20代の男性ともみあいになり、階段から転倒させて意識不明の重体となる大けがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
品田容疑者は、列車内で女性の体を触ったと疑われて駅のホームから逃走し、取り押さえようとした男性とともに階段から転がり落ちたということです。
男性は頭の骨を折って意識不明の重体となり、病院で手当てを受けています。
警視庁によりますと、調べに対して品田容疑者は「つかんできたので、ふりほどいただけで、けがをさせようとはしていない」と供述しているということです。
-- NHK NEWS WEB