札幌市は市内に住む日本人で40代の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。北海道内での感染確認は5例目で、この男性はすでに感染が確認された別の男性と一緒に、さっぽろ雪まつりの会場で事務作業に当たっていたということです。
札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは、市内に住む日本人で40代の会社員の男性です。
男性は今月15日に悪寒や発汗、けん怠感などが出て、3日後の18日には発熱や筋肉痛、それにせきなどの症状があったということです。
翌日の19日になってもせきなどの症状が続いていたことから、市内の医療機関を受診し、その後、保健所の指示で市立札幌病院に行き、検査を受けた結果、19日夜に感染が確認されました。
男性は少なくとも発症前2週間は海外渡航歴はありませんが、すでに感染が確認された別の男性と一緒に、先月末から今月11日まで開かれていた「さっぽろ雪まつり」の会場のプレハブで、事務作業に当たっていたということです。
2人はプレハブに今月1日から12日まで出入りしていたということで、札幌市で一緒にいた人などが感染している可能性もあるとみて確認を進めています。
-- NHK NEWS WEB