北海道は、道内の20代から80代までの合わせて8人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。道内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、合わせて26人となりました。このうち、20代の学生の女性は、人工呼吸器をつけている状態で容体は重篤だということです。
道の発表によりますと、新たに感染が分かったのは、いずれも日本国籍で、
▽上川総合振興局管内に住む30代男性と70代男性、それに60代女性、上川の美瑛町に住む20代の消防士の男性、
▽釧路市に住む30代のパート従業員の女性、
▽胆振総合振興局管内に住む80代男性と40代女性、
▽石狩振興局管内に住む20代の学生の女性、合わせて8人です。
このうち、石狩振興局管内に住む女性は、今月22日にみずから救急車を呼んで搬送され、その際、すでにしっかりと話ができない状態だったということです。
入院したあと、肺炎の症状がみられ、人工呼吸器をつけて治療を受けていて、容体は重篤だということです。
また、上川総合振興局管内に住む70代男性は重症で、酸素を投与しているということです。
一方、胆振総合振興局管内に住む80代男性と40代女性は、22日に感染が確認されたことが発表された人の濃厚接触者だということです。
このほか、23日午前には、札幌市が、同市内に住む70代の男性会社員の感染が確認されたと発表しました。
北海道で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、合わせて26人になりました。
-- NHK NEWS WEB