札幌市と北海道は、24日、新たに男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これで道内で感染が確認されたのは合わせて30人となりました。
このうち、札幌市で新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、いずれも日本国籍の70代の主婦と、50代の男性会社員です。
札幌市によりますと、70代の主婦は、23日感染が発表された市内に住む70代の男性の濃厚接触者で、今月21日に発熱とせきの症状が出て翌22日に医療機関を受診し、さらに、23日市立札幌病院で検査した結果、感染がわかったということです。
また、50代の男性会社員は今月14日に悪寒がしたあと微熱や吐き気などの症状が出たため3回にわたって医療機関を受診したところ軽い肺炎の所見が見られ、23日市立札幌病院で検査をした結果、感染がわかりました。
市によりますと、2人とも入院していますが、症状は重くなく会話もできるということです。一方、北海道は、これとは別に男女2人の感染が確認されたと発表しました。
道によりますと、いずれも日本国籍でオホーツク地方に住む20代の女性と、石狩地方に住む50代の男性だということで、道は記者会見を開いて詳しい説明を行う予定です。
これで、道内で感染が確認されたのは合わせて30人となりました。
-- NHK NEWS WEB