オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある物流倉庫で起きた火災は、出火から丸3日がたちました。消防によりますと、19日未明には倉庫の3階で爆発が起き、建物が倒壊するおそれもあることから外からの放水しかできず、鎮火のめどはたっていないということです。
埼玉県三芳町上富にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の3階建ての物流倉庫で起きた火災は、今月16日の出火から丸3日がたちました。
消防によりますと、19日午前0時すぎには、倉庫の3階の南東側で2回にわたって爆発が起き、原因は、この場所に大量に保管されていた化粧に使うスプレー缶などに引火したためではないかと見られています。
爆発のあと火の勢いは大きくなり、これまでに、およそ4万5000平方メートルが焼けたということです。また煙の勢いや熱気が強いうえ、火事の影響で倉庫の壁がゆがみ、建物が倒壊するおそれもあることから外からの放水しかできず、鎮火のめどは立っていないということです。
この火事の影響で三芳町は、19日午前3時に倉庫の西側に住む3世帯7人に避難勧告を出しました。午後6時現在、このうち2世帯6人が近くの公民館に避難しているということです。
-- NHK NEWS WEB