新型コロナウイルスの感染が拡大する中、首都圏の大手鉄道各社は、駅員や乗務員に対してマスクを原則着用するよう指示しているほか、車両清掃の頻度を高めるなどの対応を行っています。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今月22日にはJR東日本の駅に勤務する社員の感染も確認されました。
こうした中、首都圏の大手鉄道各社は対策を進めていて、ほとんどの鉄道会社では乗客と接する駅員と乗務員には、マスクを原則着用するよう指示しています。
また、車内や駅構内ではディスプレーや構内放送を使って、25日から国土交通省と厚生労働省が制作したテレワークや時差通勤、それに咳エチケットへの協力を呼びかけるアナウンスを行っているということです。
さらに、つり革や手すりなどの車両清掃についても、多くの鉄道会社では水拭きだけでなく消毒薬を使って拭き上げ作業を行っていて、清掃の頻度を高めるなどの対策も行っています。
鉄道各社は「感染拡大防止に向けて鉄道事業者ができる事を徹底していきたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB