石川県を訪れていた滋賀県の50代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。石川県内で感染が確認されたのは、これで5人となりました。
石川県によりますと、感染が確認されたのは滋賀県の50代の男性で、症状は重いということです。
男性はすでに感染が確認されている60代の男性と同じ石川県に本社がある会社に勤めていて、今月中旬に一緒にフランスのパリに出張しました。
帰国後、38度台の発熱があったため、今月17日と22日に東京と滋賀県の医療機関をそれぞれ受診し、24日からは出張で石川県を訪れていました。
そして再び発熱があったことから、27日、石川県保健環境センターで検査した結果、新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。
石川県内で感染が確認されたのは、これで5人となりました。
男性は滋賀県に自宅があり、東京の営業所に勤務しているということで、石川県は行動歴や濃厚接触者の把握を進めることにしています。
また石川県によりますと男性が出張したパリへはほかに同じ会社の12人が同行しているということで、石川県は全員に検査を受けるよう要請することにしています。
-- NHK NEWS WEB