新型コロナウイルスの感染拡大で品薄の状態が続いているマスクの増産に向けて、政府は３つのメーカーに対して補助金を出すことを正式に決めました。各社では来月中旬までに新たな生産ラインを稼働させる計画で、マスクの供給量は月間で1300万枚上積みされる見通しです。
新型コロナウイルスの感染拡大で急激に需要が増えマスクが品薄の状態が続いていることから、経済産業省は新たに整備する製造ライン１本当たり3000万円を上限に補助金を出す制度を設け、生産増強に乗り出すメーカーを公募していました。
審査の結果、その第一弾として３つのメーカーに対して補助金を出すことが正式に決まりました。
各社とも３月中旬までに新たな生産ラインを稼働させる計画で、マスクの供給量は月間で合わせて1300万枚上積みされる見通しです。
品薄を解消するため経済産業省では現在、全体で月間４億枚のマスクの供給量を輸入も含めて来月中には６億枚にまで増やしたいとしていて、引き続き増産に応じるメーカーを公募することにしています。
-- NHK NEWS WEB
