東芝は、鳥インフルエンザなどのウイルスを除去する効果が確認されている除菌剤について、新型コロナウイルスにも効果があるかどうかを確かめる試験を始めたと発表しました。
この除菌剤は、光があたると化学反応を起こし、有害物質を分解して除去する「光触媒」と呼ばれる薬剤が使われていて、スプレーとして販売されています。
東芝によりますと、この除菌剤は外部の研究機関の実証試験で、鳥インフルエンザや腸管出血性大腸菌、Ｏー157などのウイルスを除去する効果が確認されているということで、新型コロナウイルスに対しても効果があるかどうかを調べる試験を、国の研究機関に委託しました。
効果が確認された場合、会社は主に建物の壁や床に吹きつける形で感染予防に役立てたいとしています。
-- NHK NEWS WEB
