29日夜、青森県六ヶ所村の沖合で漁船と衝突した貨物船が沈没し、外国人の乗組員14人のうち1人が救助されましたが、13人の行方が分からなくなっています。
八戸海上保安部によりますと、29日午後10時20分ごろ、青森県の六ヶ所村の沖合を航行していた貨物船「GUO XING 1」(1989トン)から、「漁船と衝突して船が浸水している」と通報がありました。
その後、貨物船は沈没し、外国人の乗組員14人のうち、近くにいた漁船などに1人が救助されたということですが、13人の行方が分からなくなっています。
海上保安部によりますと、船が衝突したのは六ヶ所村の泊漁港から東におよそ12キロメートルの沖合だということです。
漁船は八戸市の会社が所有する「第八富丸」138トンで、日本人13人とインドネシア人2人の合わせて15人が乗っていましたが、全員、大きなけがは無いということです。
現在海上保安部が、巡視船と巡視艇を5隻出して行方不明者を捜索しています。
-- NHK NEWS WEB