オフィス用品の通販大手、「アスクル」では埼玉県三芳町にある物流センターで起きた火災の影響で商品の配送で遅れが続いています。
このうち、主力のオフィス向けの通販サービスは、全国のほかの物流センターから配送していますが、埼玉県、山梨県、長野県、群馬県、栃木県の5つの県で商品の配達が通常より1日多くかかっているということです。
また、個人向けに日用品などを販売するインターネット通販の「LOHACO」は、北海道や東北6県、関東の1都6県、山梨県、新潟県、長野県、愛知県、静岡県で配達にかかる日数が通常よりもおおむね2日、多くなっているということです。
また、これらの地域では一部の商品が注文できないということです。
会社によりますと、商品の配送が通常に戻る見通しは今のところ立っていないということです。
火災が続いている埼玉県の物流センターは、オフィス向けと個人向けの双方のおよそ7万種類の商品を扱っていて、「アスクル」の全国7か所の物流センターのうち、最大の拠点です。
-- NHK NEWS WEB