大阪市に本店を置く「関西アーバン銀行」と「近畿大阪銀行」、それに、神戸市に本店を置く「みなと銀行」の関西に基盤を置く3つの地方銀行が、持ち株会社のもとで経営統合する方向で、検討に入ったことがわかりました。
経営統合を検討している大阪の「関西アーバン銀行」と神戸市の「みなと銀行」は、「三井住友銀行」が筆頭株主で、一方、大阪の「近畿大阪銀行」は、「りそなホールディングス」の完全子会社です。
経営統合が実現すれば、金融グループの枠を越えた再編となります。
地方銀行の経営環境は、日銀のマイナス金利政策などによる超低金利が続くなか、厳しさを増していて、地方銀行の間では、経営の規模拡大や効率化を図るため、再編を模索する動きが出ています。
-- NHK NEWS WEB