2日の東京株式市場は、取り引き開始直後は売り注文が膨らんで、値下がりしましたが、日銀の黒田総裁が市場に潤沢に資金を供給するなどとした異例の談話を出したことなどを受けて買い戻しの動きが強まり、午後に入ってから日経平均株価は一時、400円以上の値上がりとなっています。
東京株式市場は先週、値下がり幅が2000円を超えるなど、記録的な下落となりました。
2日も取り引き開始直後は、新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感から一時、300円以上値下がりしました。
その後、日銀の黒田総裁が市場に潤沢に資金を供給するなどとした異例の談話を出したことを受けて、買い戻しの動きが広がり、午後の取り引きに入って一時、400円以上値上がりしています。
市場関係者は「中国の上海市場でも株価が値上がりしていることから、午後に入ってからも買い注文が続いている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB