新型コロナウイルスの感染拡大を背景に2日から全国の多くの学校が休校になっていることから、企業が無償で教材を提供するなど、自宅での学習を支援する動きが広がっています。
教育サービス大手のベネッセコーポレーションは、2日から小中高校生向けの学習用のドリルを希望者に無償で提供しています。
ドリルは3学期の総復習に役立ててもらおうと、小学1年生から高校2年生まで学年別に分かれていて、ネットで申し込みをするとドリルを郵送するほか、ウェブサイトに掲載することも検討しています。
また、NTTコミュニケーションズは、休校になった学校を対象にインターネットを活用した学習支援システムの一部を無償で提供しています。
授業の動画を自宅にいる子どもたちがスマホで見られるほか、自宅での学習状況を先生がタブレット上で管理できるサービスなどが含まれるということです。
このほかLINEは、中学生と高校生を対象に学習塾などが制作した国語や数学などの授業の動画をアプリで無償で見られるサービスを始めています。
-- NHK NEWS WEB