北海道は、北見市の50代の男性と旭川市の60代の男性2人の、合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが、新たに確認されたと発表しました。道内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、これで82人となりました。
北海道によりますと、4日、新たに感染が確認されたのは、北見市の50代の男性と、旭川市に住む60代の会社経営の男性、それに60代の無職の男性の合わせて3人です。
3人はいずれも海外渡航歴はなく、医療機関に入院して治療を受けていますが、症状は重くないということです。
このうち北見市の男性は、先月25日以降に悪寒や発熱があり、27日に医療機関を受診したものの症状は改善せず、吐き気や下痢の症状も出たことから別の2つの医療機関を受診したあと入院し、今月4日行われた検査の結果、感染が確認されました。
また旭川市によりますと、60代の会社経営の男性は、先月28日、発熱を訴え、市販薬を服用しながら自宅で療養したあと、今月2日、市内の医療機関を受診し、検査の結果、感染が確認されました。
一方、無職の男性は、先月22日以降、のどの違和感や発熱などを訴え、医療機関を受診しましたが、その後、けん怠感が強まり、今月2日に再び受診して検査が行われた結果、感染が確認されました。
北海道で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、これで82人となりました。
-- NHK NEWS WEB