トイレットペーパーの買いだめの動きが出ていますが、メーカーや小売店などが協力して1日当たりの配送量を通常の2倍に増やし、一部の店舗での品切れは順次解消していく見通しです。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、SNS上の誤った情報をきっかけにトイレットペーパーを買いだめする動きが出て、一部の店舗で品切れする状況となりました。
これを受けて、メーカーや小売店などが協力し、店舗へ配送を強化していて、トイレットペーパーの1日当たりの配送量は、通常の2倍に当たる4000万ロールになりました。
トイレットペーパーは、ほぼすべてが国内で生産され、在庫も十分にあるため、一部の店舗での品切れは順次解消していく見込みだということです。
経済産業省では「本当に必要とする人に商品が行き渡るよう、家庭内にまだ在庫がある方などは少しの間だけ購入を控えてもらうなど、落ち着いた行動をお願いしたい」と話しています。
-- NHK NEWS WEB