千葉県市川市に住む50代の男性2人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。このうち1人は、市内の高齢者福祉施設の職員だということです。
新たに感染が確認されたのは、千葉県市川市に住むいずれも50代の男性で、市内の高齢者のリハビリを行う福祉施設の職員と埼玉県内で勤務する会社員の2人です。
千葉県によりますと、福祉施設に勤務する男性は、先月24日に40度の発熱があり、その後も症状が改善しないため、5日医療機関を受診したところ肺炎と診断され、ウイルス検査の結果6日感染が確認されました。
今後、施設での勤務の状況や業務の内容などについて調べることにしています。
また、会社員の男性は、先月24日に38度の熱のほか、せきなどの症状が出て、その後医療機関で肺炎と診断されたため5日検査を行った結果感染が確認され6日、入院しました。
現在は、38度台の熱とせきがあるということです。
男性は症状が出た1週間後、保健所に設置された接触者・帰国者相談センターに電話で相談していましたが、その際、対応した職員に感染の疑いは低いので、一般の医療機関に行くよう言われクリニックなどを受診していたということです。
また県によりますと、2人とも複数の利用者の感染が確認されている市川市内のスポーツクラブとの接点は、現時点で確認されていないということです。
千葉県で感染が確認されたのは、これで17人となります。
-- NHK NEWS WEB