アメリカ・ニューヨーク州は、6日、新型コロナウイルスの感染者が前日から22人増え、44人になったと発表しました。これは、ニューヨーク州のクオモ知事が会見で発表したもので、新型コロナウイルスに感染しているかを確認するための検査結果を待っている人は、6日の時点で236人に上り、今後、さらに感染者が増える可能性が高いとしています。
感染が拡大していることを受けて、ニューヨーク市は5日、感染者が多い中国、イラン、韓国、イタリア、それに日本の5か国から最近帰国した市民に帰国後14日間、自主的に自宅待機して、健康状態を観察するよう求めています。
この対象には、ニューヨークに駐在する日本人やその家族も含まれているとみられ、今後、日本企業の活動に悪影響が出かねないと懸念が出ています。
一方、日本人観光客が対象になるのかについては、ニューヨークにある日本総領事館が市の当局に確認を進めているということです。
-- NHK NEWS WEB