3日前の17日に爆発事故が起きて、2人が死亡、1人が大けがをした、千葉県横芝光町の金属加工会社の工場で、20日夕方、同じ建物にある設備の一部が焼ける火事があり、警察は前回の爆発事故との関連も含め状況を調べています。
千葉県横芝光町にある金属加工会社「放電精密加工研究所」の成田事業所の工場では、3日前の今月17日に爆発事故が起き、いずれも従業員の茂木隆さん(35)と粟飯原トキ子さん(60)が大やけどなどを負って死亡し、従業員の男性1人が大けがをしました。
消防によりますと、20日午後6時40分すぎ、「ダクトから炎が出ている」と、この工場の従業員から通報がありました。警察と消防によりますと、爆発事故が起きたのと同じ建物にある設備の一部が焼け、およそ30分後にほぼ消し止められたということです。けが人はいませんでした。
会社側によりますと、この工場では事故のあと操業を停止していて、20日は従業員が集まって今後の対応を話し合うなどしていたということです。
警察によりますと、前回の爆発事故で建物に穴が開いた場所から雨水が入り込んでいたということで、警察は、工場で特殊な塗装に使われるアルミニウムの粉末と水が反応した可能性もあると見て、前回の爆発事故との関連も含め状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB