週明け9日のニューヨーク株式市場は、取り引き開始直後から売り注文が殺到し、主要な株価指数の下落率が先週末に比べて7%を超えたため、日本時間の午後10時35分ごろ、売買が自動的に停止されました。
売買停止の時間は15分間で、その後、再開される見通しですが、ニューヨーク株式市場で「サーキット・ブレイカー」と呼ばれる売買停止が実施されるのは、今の制度が2013年に導入されて以来、これが初めてです。
売買停止の目安は、上場している主要な500社の株価指数「S&P500」の下落率で、
▽7%を超えれば15分間の売買停止、
▽13%を超えれば、さらに15分間、
▽下落率が20%を超えれば、その日の残りの取り引きはすべて停止されます。
-- NHK NEWS WEB