政府系金融機関の商工中金は、鹿児島支店の複数の職員が融資に関する書類を改ざんし、不適切な融資を行っていた可能性があると発表しました。
商工中金では、政府が調達した資金を原資に、大規模な災害や景気の悪化などで一時的に資金繰りが悪化した中小企業に弾力的に資金を融資しています。
発表によりますと、鹿児島支店でこの制度に基づいて融資する際に、複数の職員が書類を改ざんし、企業の売上げや利益を実際よりも少なくしていたということです。書類の改ざんは、先月下旬に職員からの申し出を受けて明らかになったということで、調査に対して職員らは「不正なことだとはわかっていたが、できるだけ早く手続きを進めたいという思いがあった」と話しているということです。
商工中金では、事実関係を調査中だとして、改ざんされた書類の数や融資金額などは明らかにしていませんが、本来であれば、要件を満たさない不適切な融資だった可能性もあるということです。これについて、商工中金は「誠に遺憾な事案であり、関係者にご迷惑をおかけし申し訳ありません」と話しています。
-- NHK NEWS WEB