11日のニューヨーク株式市場は前日発表された新型コロナウイルスの感染拡大に対するトランプ政権の経済対策への失望などから、ダウ平均株価は大幅に値下がりし下落幅は、一時、1000ドルを超えました。
アメリカのトランプ政権は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を和らげるため、前日、新たな経済対策を発表しましたが市場では詳しい内容や実施の時期がはっきりしないと受け止め、売り注文につながっています。
ニューヨーク株式市場は、先々週の大幅下落以来、乱高下が続いています。
市場関係者は、「経済対策への失望に加え、アメリカ国内での感染者数が連日大幅に増えていることも投資家心理を冷やしている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB