オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある物流倉庫で起きた火災は、出火から5日がたちました。火は収まりつつありますが、倉庫の屋根などが崩れ落ちる可能性があるため、現在消防は外から放水するなどして消火作業にあたっています。
埼玉県三芳町上富にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の3階建ての物流倉庫で起きた火災は、今月16日の出火から5日がたちました。
消防によりますと延べ床面積およそ7万2000平方メートルのうち、これまでに東京ドームとほぼ同じ広さのおよそ4万5000平方メートルが焼けました。消防が21日早朝、倉庫内を調べたところ、2階と3階のところどころで白煙と蒸気が上がっていますが、火は収まりつつあるということです。
ただ、倉庫の屋根などが崩れ落ちる可能性があるため、現在、消防は外から放水するなどして消火作業にあたっています。
この火災で、倉庫の近くにある小学校や中学校合わせて3校ではグラウンドでの体育の授業や屋外での部活動などを中止したほか、学校では、煙を吸い込まないように児童と生徒およそ1300人分のマスクを配布し、登下校の際に着用するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB