アメリカの大手IT企業マイクロソフトは、創業者のビル・ゲイツ氏が取締役を退任したと発表しました。長年取り組んできた途上国の教育問題などに充てる時間を増やすためだとしています。
マイクロソフトは13日、創業者のビル・ゲイツ氏が取締役を退任したと発表しました。その理由としてゲイツ氏が長年取り組んできた途上国などの教育問題や気候変動対策に充てる時間を増やすためだとしています。
ゲイツ氏は、役員を退任後も、マイクロソフトのCEO=最高経営責任者のサティア・ナデラ氏などへの技術担当のアドバイザーは続けるということです。
ゲイツ氏は、1975年に友人のポール・アレン氏と共同でマイクロソフトを設立し、パソコンの基本ソフト「ウィンドウズ」を開発して世界的なIT企業に成長させました。
ゲイツ氏は2014年にマイクロソフトの会長の職を退きましたが、取締役にはとどまっていました。
-- NHK NEWS WEB