札幌市は14日、市内に住む50代から80代の男女5人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表しました。北海道内で感染が確認されたのは142人になりました。
札幌市によりますと、新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたのは、いずれも市内に住む50代の男性会社員2人と60代の男性会社員、60代の団体職員の女性、それに80代の女性の合わせて5人です。
5人は入院したり、自宅で待機したりしていて、いずれも症状は軽く、会話もできるということです。
このうち60代の男性会社員と80代の女性は、今月11日に感染が確認された札幌市の50代の女性の濃厚接触者です。発熱などの症状が出たため検査を行った結果、感染が分かりました。
また60代の団体職員の女性は、同じく11日に感染が確認された80代の男性の家族です。残る2人の感染経路は調査中です。
また5人は、いずれも複数の感染者が出ている札幌市内のライブバーとのかかわりは、今のところ確認されていません。
北海道内で感染が確認されたのは、これで142人です。
14日午後5時の時点で、このうち58人は症状が回復し、再検査の結果、ウイルスが検出されず治療を終えています。
-- NHK NEWS WEB