新型コロナウイルスの感染拡大で休園していた埼玉県飯能市にある人気キャラクターのテーマパークが、感染予防の対策を強化して14日から営業を再開しました。
飯能市にある北欧の童話のキャラクター、「ムーミン」の世界観を体験できるテーマパークは、ウイルスの感染拡大を受けて今月2日から臨時休園していました。
屋外型の施設が多いことから運営会社では、感染予防の対策を強化することで14日から営業を再開することにしました。
具体的な対策としては、入園口の近くにテントを設けて来場者一人一人の体温を計測し、37度5分以上の発熱がある人は入園を断ることにしました。
また、レストランや屋内のアトラクションでは、窓や出入り口を開けて換気をしたり、アルコールを使った消毒を念入りに行ったりしていました。
このほか、スタッフは全員マスクをつけて業務に当たるほか、入園者を通常の半分程度に制限するということです。
埼玉県行田市から訪れた40代の男性は「遊びに行く場所がないので営業再開してよかった。消毒液があちこちにあり、助かります」と話していました。
運営会社は「可能なかぎりの安全・衛生環境を整え再開することにした。少しでも楽しい時間を過ごせる場となったらうれしい。引き続き、お客様と従業員が安全に過ごせるように運営を進めていく」としています。
-- NHK NEWS WEB