滋賀県東近江市に住む50代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。滋賀県内で感染が確認された人は3人となりました。
感染が確認されたのは東近江市に住む50代の女性で、15日感染が確認された男性と同居する妻です。
今月12日以降、せきや鼻水の症状があり、15日から夫と同じ医療機関に入院し、16日、感染が確認されました。
女性に渡航歴はなく、県は先に発症した夫から感染した可能性が高いとみています。
女性に発熱や肺炎の症状はなく、症状は軽いということです。
この女性は発症後の今月12日と13日も東近江市内の製造業の工場に出勤していて、県は濃厚接触者がいないか調べています。
この夫婦は今月8日に自宅で法事を行っていて、県内に住む親戚や寺の住職など6人が参加したということです。
このため県は、夫が勤務していた清掃会社の同僚9人に加え、法事に参加した6人の合わせて15人を濃厚接触者にあたるとし、このうち清掃会社の9人についてウイルス検査を行っています。
一方、夫は発症後の今月10日夜、東近江市内の書店で接客などのアルバイトもしていましたが、県の調査では客や従業員に濃厚接触者はいないとしています。
-- NHK NEWS WEB