17日の東京株式市場は、取り引き開始直後には日経平均株価が一時600円以上値下がりしましたが、その後は買い戻しの動きが広がり500円以上の値上がりとなっています。
17日の東京株式市場は、16日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価の下落幅が過去最大の3000ドル近くとなったことを受けて、日経平均株価が、一時、600円以上値下がりし、取り引き時間中としてことしの最安値を更新しました。
しかし、その後は買い戻しの動きが広がり日経平均株価は一時500円を超える値上がりとなっています。
市場関係者は「G7首脳によるテレビ会議では各国が緊密に協力して対策にあたる方針が示されたが感染拡大がおさまらないかぎり経済への影響は続くとしてリスクを避けようという投資家も多い。ただ、大きく値下がりした銘柄を買い戻す動きもあって株価は方向感が定まらない展開となっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB