17日のニューヨーク株式市場で株価が上昇したのに続いて、18日の東京株式市場は取り引き開始直後から買い注文が出て、日経平均株価は一時300円以上値上がりしました。ただ新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は根強く、不安定な値動きとなっています。
17日のニューヨーク株式市場はダウ平均株価が前日に過去最大の下落を記録したのに続いて、一時3年1か月ぶりに2万ドルを割り込みましたが、終値は一転して1000ドル以上の大幅な上昇となりました。
これを受けて18日の東京株式市場では取り引き開始直後から買い注文が膨らんで、日経平均株価は一時300円以上値上がりしました。
市場関係者は、「アメリカのトランプ政権が企業の支援や納税の猶予など合わせて100兆円を超える大規模な経済対策を検討していることを明らかにし、ニューヨーク市場ではいったん下落に歯止めがかかった。東京市場もこれを受けて買い注文が出ているが新型コロナウイルスの感染拡大に対する投資家の懸念は根強く、不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB