18日のニューヨーク株式市場は先週以降4度目となる売買停止が行われるなど、大幅に値下がりし、ダウ平均株価、前の日に比べて1338ドル安で取り引きを終え、ほぼ3年ぶりに終値で2万ドルを割り込みました。
18日のニューヨーク株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与えるという見方が一段と強まり、取り引き開始から大幅に下落し、一時、先週以降4度目となる売買停止の措置がとられました。
ダウ平均株価は取り引きの再開後も下落を続け、前日より2300ドル以上値下がりして、1万9000ドルを下回る場面もありました。
結局、この日の終値は前の日に比べて1338ドル46セント安い、1万9898ドル92セントで、2017年2月以来、ほぼ3年ぶりに終値で2万ドルを割り込みました。
市場関係者は「相次ぐ利下げで収益が減ると見られる金融、それに原油価格の急落でエネルギー関連銘柄の売りが目立つ。市場では政府が検討している経済対策の規模と実施の時期に関心が集まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB